ボストーク ヨーロッパ「RADIO ROOM」~タイタニック号の教訓から生まれた「3分間の沈黙」を腕元に、世界999本限定で登場

 深海を思わせるネイビーグラデーションの文字盤に、15分間隔で4つの「3分間セクター」を配置。これは単なる装飾ではありません。

かつて船舶の無線通信士たちが、遭難信号を聞き逃さないために通信を停止し、耳を澄ませた「Radio Silence=無線沈黙時間」を表しています。


1912年4月、北大西洋でRMSタイタニック号が沈没しました。

タイタニック号の無線通信士はCQDやSOSによる遭難信号を発信しましたが、当時は船舶無線の常時監視体制が十分に整備されていませんでした。

当時の海上通信では、通信が混雑していると、遠くから送られる弱い遭難信号が他の電波に埋もれてしまう危険がありました。そこで導入されたのが、無線沈黙時間です。




「3分間、誰も話さない」

事故後、海上通信の安全対策は大きく見直されます。

1912年の国際無線電信会議では、船舶の遭難通信に約500kHzを使用することや、一定時間すべての通常通信を停止し、遭難信号の受信に集中する運用が定められました。

国際電気通信連合(ITU)も、タイタニック号の沈没が海上緊急通信制度を大きく前進させた出来事として紹介しています。

500kHzでは、毎時15〜18分と45〜48分。

後に海上無線電話の遭難周波数として使われた2182kHzでは、毎時0〜3分と30〜33分。

この時間になると通常通信を停止し、通信士たちは遭難信号が届いていないかを集中して確認しました。

つまり、ほんの3分間の「沈黙」が、海上で助けを求める誰かの命につながる可能性があったのです。


文字盤には、15分ごとに計4つの3分間セクターを配置しました。

500kHzの沈黙時間と2182kHzの沈黙時間。

一見すると大胆なグラフィックですが、そのデザインにはすべて理由があります。


SILENTIUM PRO VITA ― 「生命のための静寂」

このモデルを象徴する言葉が、SILENTIUM PRO VITA、ラテン語で「生命のための静寂」を意味します。

Radio Room Special Editionが表現しているのは、単なるノスタルジックな海洋時計ではありません。

通信技術が現在ほど自動化されていなかった時代、海の安全は、通信士が時計を確認し、決められた時間に通信を止め、遭難信号に耳を澄ませるという人間の規律によって支えられていました。

その思想を、現代のロレックスコピー腕時計として残しています。


文字盤には、単色ではなく濃淡とテクスチャーを持たせたネイビーブルーを採用。

深海のような奥行きの中に、Radio Room Clockを象徴する4つのセクターが浮かび上がります。

ケースとブレスレットは、ステンレススチールとイエローゴールドPVDを組み合わせたバイカラー仕様。

実用時計としての力強さを残しながら、クラシックな海洋計器を思わせる華やかさを加えています。


関連リンク:https://www.gekiyasukopi.com/rolex-c1/

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